eyecatch-romanization-of-korean

韓国語にはローマ字表記がありますよね。

例えば、ソウルは「SEOUL」って書きます。韓国語を全く知らなかったころ、「せおうる?何だそれは。」と思ってました。同じこと思った人いませんか? 

 

ローマ字表記を理解すると、意外と役に立つ場面って多いです。どんな場面で役に立つかというと

  • 駅の案内看板やバス、地下鉄の路線図にハングルと一緒に書かれている場合がある
  • 飲食店のメニューに書かれている場合がある
  • YouTubeの検索語で使うと、今までに観たことがない動画が見つかったりする(K-POP関連の動画は、韓国人以外でも検索してもらえるように、ローマ字表記で名前をつけてアップロードしている動画がたくさんあります。)

などなどです。

 street-information

 

もちろん、ローマ字表記を覚えるよりも普通にハングルが読み書きできるようになるほうが役に立つんですが、ローマ字表記なので、ハングルが全く分からない人でもなんとなく韓国語が読めるとっつき易さはあるかもしれません。

 

この記事はほとんど韓国語が分からない人、ハングルが読めない人向けに韓国語のローマ字表記について書いてみたいと思います。厳密に覚える必要はないので、なんとなく読んでなんとなく頭の隅に入れておくとよいと思います。

 

ハングルとローマ字の対照表

韓国語のローマ字表記方法は、「文化観光部2000年式」というものが使われています。ハングルとローマ字の対照表は下の表のとおりです。

子音

初声の時、終声で母音が後に続く時、終声で母音が後に続かない時で対応するローマ字が変わります。初声、中声、終声は、後で説明します。

romanization-shiin

 

母音

romanization-boin

 

組み合わせ方と読み方

子音と母音の組み合わせ方

ハングル文字は子音と母音を組み合わせて作りますが、組み合わせ方は下の図の6通りになります。

hangul1

 

読み方

読み方は初声→中声→終声の順番で読みます。

 hangul2

 

実際に使ってみる

実際に例を使ってハングルからローマ字表記に変換してみたいと思います。実際にはローマ字表記からハングルに変換することのほうが多いと思いますが、仕組みを理解するためにあえて、ハングルからローマ字に変換してみます。

 

서울(ソウル)

=(ㅅ+ㅓ)+(ㅇ+ㅜ+ㄹ)

=(s+eo)+(u+l)

=seoul

 

삼겹살(サムギョプサル)

=(ㅅ+ㅏ+ㅁ)+(ㄱ+ㅕ+ㅂ)+(ㅅ+ㅏ+ㄹ)

=(s+a+m)+(g+yeo+p)+(s+a+l)

=samgyeopsal

 

광화문(光化門/こうかもん)

=(ㄱ+ㅘ+ㅇ)+(ㅎ+ㅘ)+(ㅁ+ㅜ+ㄴ)

=(g+wa+ng)+(h+wa)+(m+u+n)

=gwanghwamun

 

名前のローマ字表記は文化観光部2000年式が通用しない?

例えば、日本のプロ野球で活躍するイ・デホ(이대호)選手。上の説明のとおりローマ字表記すると、「i dae ho」になるはずです。

 

ところが、彼のユニフォームにはLEE D.H.と書いてあります。「D.H.」の部分は「Dae Ho」の頭文字ですが、姓の部分の「イ」が「LEE」と書かれています。

 

どうも、今まで説明してきた文化観光部2000年式が、名前では通用しないことが多いみたいです。

lee-daeho

 

李(イ)さんの他にも韓国の5大姓と言われる、金(キム)さん、朴(パク)さん、崔(チェ)さん、鄭(チョン)さんも見ていきましょう。

name

 

 

金(キム)さん以外の4つは文化観光部2000年式が通用しません。名前の場合は例外としてこういうものだと覚えるしかないかなと思います。

 

最後まで記事をお読みいただきありがとうございます!

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